屋根の縁切りについて
2021/12/28
屋根を塗装するとき「縁切り」をしないと雨漏りの原因となります。
しかし「縁切り」とは、一体何なのでしょう?
この記事では、屋根の縁切りについて説明します。
縁切りとは
スレート屋根を塗装した後に屋根同士がくっついてしまうことがあります。
くっついた場所は、塗膜カッターや皮スキという道具で剥がさなければいけません。
くっついた場所を剥がして、隙間を作る作業のことを「縁切り」と言います。
縁切りの役割
塗料でくっついてしまった屋根は、雨水を排出することができず、染みができてしまいます。
そのまま放っておくと、雨水が溜まり続けて雨漏りの原因となります。
縁切りは雨水が屋根に溜まらないよう、屋根の隙間を作って雨水を「下へ下へ」と排出するために必要な作業なのです。
縁切りが不要な屋根の種類
勾配が急な屋根
屋根勾配が急傾斜になっている場合、水はけが良いため縁切りをしなくても支障ありません。
劣化してしまった屋根
スレート屋根は、経年劣化によって先端が反りあがってしまいます。
屋根同士の隙間が3~5㎜ほどあれば、塗装時に塗料が詰まることがないので、縁切りが不要です。
縁切り費用
縁切りの費用は、30坪の家の場合で6万円前後が相場です。
1枚1枚手作業で縁切りを行うため、1日がかりの作業です。
まとめ
これから外壁塗装を業者に依頼する場合は、縁切りが行われているか確認しましょう。
弊社では、高い技術を持った職人が外壁塗装を手掛けています。
外壁を長持ちさせるため、縁切りなどの作業も丁寧におこないますので、外壁塗装を考えている方は弊社までご相談ください。