外壁塗装が色あせる原因
2022/12/03
家の印象を左右するのが、外壁塗装です。
塗装に色あせがないだけで、とても綺麗に見えますよね。
今回は、外壁塗装が色あせる原因をご説明します。
外壁塗装が色あせる原因
色あせは汚れが付着しているのと違い、自分で落とすことはできません。
原因は主に2パターンあります。
外壁が紫外線に長時間当たることは、色あせの原因になります。
塗料の色の元になる顔料は、原子同士の結合でできています。
原子結合には結びつきの強さがあり、エネルギーが加わると破壊されてしまいます。
この紫外線エネルギーによって色が変わってしまうのです。 ####化学変化が原因
金属などの外壁だと、雨や潮風の影響で化学変化が起き、色あせの原因になります。
鉄がさびて酸化鉄に変化し、赤や黒っぽく変色するのと同様です。
この2つの原因は、自然に起きてしまうことなので完全に防ぐことはできません。
外壁塗装の色あせは劣化が始まっている証拠
外壁塗装の色あせは見た目が悪くなるだけでなく、機能面も低下してしまいます。
塗膜が劣化すると防水機能が働かなくなり、雨水が侵入してしまいます。
そのままにしておくと、外壁だけでなく家自体が傷んでいくのです。
外壁塗装の寿命は外壁や種類によって異なりますが、平均10年とされています。
塗装の色あせを見つけたら、劣化が始まったサインと捉え、早めに対処しましょう。
まとめ
外壁塗装の色あせは、表面だけでなく時間をかけて徐々に内部まで進行していきます。
外壁が色あせてきたら劣化が始まっている証拠なので、定期的に点検することを心掛けて、大切な家を守りましょう。