屋根塗装を足場なしで行う場合について
2022/04/15
屋根塗装を業者に依頼したとき、見積もりの中に「足場費用」が入っています。
費用がかさむため「足場なしで塗装できないかな?」と思う方もいるのではないでしょうか?
この記事では、屋根塗装を足場なしで行う場合について説明します。
屋根塗装を足場なしで行う場合のデメリット
屋根塗装は足場なしで行うこともできます。
しかし、その場合以下のようなデメリットがあります。
施工不良の可能性が高まる
足場なしで屋根塗装を行った場合、仕上がりの質が下がる可能性があります。
足場が安定しないと、塗装作業を行う手元も不安定になり、クオリティ低下につながるのです。
近隣とのトラブルのもとになる
屋根塗装を行う場合、まず高圧洗浄機を用いて屋根の汚れ落としを行います。
高圧洗浄機での作業は、近隣に汚れた水が飛び散りやすいため、通常は足場全体に飛散防止シートを装着します。
しかし、足場がないと飛散防止シートを装着できないため、近所へ水や塗料が飛び散る可能性が出てきます。
その結果、近隣住民の方からクレームが入るというデメリットを引き起こしやすくなります。
安全確保が難しくなる
厚生労働省によって「労働安全衛生規制」というルールが定められています。
その規則には、2m以上で作業を行う場合には足場を組み立てるということが明記されています。
屋根塗装時に足場を組み立てて行うことは、職人の安全確保のためでもあるのです。
まとめ
屋根塗装は足場なしでも行うことができますが、足場を設置することで、質の高い工事を実現することができます。
綺麗に美しく、安心して工事を行うためにも、足場設置を検討されてみてくださいね。