外壁塗装中の臭いによる体への影響と対策について
2024/12/03
外壁塗装をした際、薬品のような強い臭いがするので、人体への影響が気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、塗装中の臭いによる体への影響と対策について考えていきたいと思います。
塗料の刺激臭というのは、長く吸い過ぎると健康被害などを引き起こす恐れもあるので、しっかりと対策していきましょう。
塗装中の臭いによる体への影響について
外壁塗装に使用される塗料には、キシレン、トルエン、イソプロピルアルコール、メタノール、といった「有機溶剤」が含まれていることが多く、これらが臭いの原因となっています。
塗料の刺激臭を長く吸い過ぎると、以下のような健康被害を引き起こす可能性があります。
・吐き気
・睡眠障害
・めまい
・粘膜の不快感 など
有機溶剤への対策
有機溶剤の成分を長期的に体内に取り込むと、消化器や神経などにも中毒症状が起こる可能性があるので、有機溶剤を吸わないように対策を行う必要があります。
有機溶剤への対策として、必ず取り入れたいのが、臭い対策用のマスクです。
(※ご自身で塗装を行う際は、通常のマスクではなく、「有機ガス高濃度用防毒マスク」を使用しましょう。)
また、使用する塗料を、「人体・環境に配慮したものに変えてもらう」といった対策もあります。
有機溶剤による悪影響は、大人よりも、赤ちゃんへ強く影響します。
妊娠中の方や、赤ちゃんがいるご家庭の場合は、塗装期間中だけ自宅から離れた場所(実家・短期賃貸マンションなど)で生活することを視野に入れてみてもいいかもしれません。
まとめ
外壁塗装に使用される塗料の薬品のような強い臭いは、人体へ悪影響を及ぼす可能性があります。
施工中は必ずマスクを装着するのはもちろん、人体や環境に優しい塗料を使用するなどして対策を行いましょう。
弊社では、施工前のヒアリングを大切にしております。
使用する塗料や施工期間に関する事も、お気軽にご相談ください。