雨の日の外壁塗装について
2024/04/02
雨が降っているときには、外壁塗装はできません。
たとえ家の持ち主が「すぐに外壁塗装をしてもらいたい」と求めたとしても、ほとんどの業者は雨の日の対応が難しいと言えます。
ここでは雨の日に外壁塗装を行うことのデメリットや外壁塗装を行うのに適した天候についてお話していきます。
雨の日に外壁塗装を行うことのデメリット
外壁塗装を雨の日に行うと、次のような問題が生じます。
塗料の耐久性が下がる
雨が降っている中で外壁塗装を行うと、塗料の中に雨水が入ってしまうことがあります。
そうなると、塗りムラができたり、塗料に水泡が含まれて外観が悪くなったりしてしまいます。
また、数年のうちにひび割れが生じる、凹凸ができるなどの問題が起こり、長持ちしません。
乾燥時間がのびる
外壁塗装は一層ずつ塗った塗料を乾燥させて何回か塗り重ねをします。
雨で湿気が多いと乾燥する時間が長くなり、完成までの時間が長引いてしまいます。
外壁塗装に適した環境
外壁塗装を行うのに適した環境は気温が5度以上で湿度が85%未満です。
1年のうちで最も適している季節は、春か秋です。
この季節は気温や湿度が安定しており急な雨も降りにくいので、外壁塗装のスケジュールが立てやすくなります。
まとめ
外壁塗装を雨の日に行うと、塗料の耐久性が下がったり乾燥時間が長引いたりと、さまざまなデメリットがあります。
春か秋の天候のいい日がおすすめですが、同時に需要が多い繁忙期とも言えるため、早めに業者に予約をしておくようにしましょう。